タンザニア ンゴロンゴロ農園 ケニアとの国境に近い、キリマンジャロ山麓のアリューシャ地区にある農園。
苦みが少なくきりっとした酸味が特徴。 粒が大きく欠点豆は少なく、ハンドピックはしやすいです。
イチハゼまでは火力強め、ハゼてから弱火で2分ほど。ニハゼの前で煎り止め。
チャフがしっかりついているので冷却後にもみながら落とします。 モカ系と比較すると香りにフルーティさはなく、きりっとした酸味。
やや深めに焙煎したので苦みとコクもまずまず出ていると思います。
タンザニア テンボ・テンボ農園 ブラックエレファントAA、勇ましい名前の豆です。
タンザニア カラツ地区 オルディアニ山にある火山杯土壌の農園で生産されています。
タンザニアは実はちょっと焙煎するのが苦手な豆で、滅多に仕入れないのですが、この豆はかなり品質が良いので
豆のポテンシャルに助けてもらえるかなあと思いトライしてみました。
粒が揃っていて、欠点豆も少なく、状態良好。
中煎りで止めたいところを、火力を落としてもう一段階深めに。アイス珈琲を意識して。
香りがしっかり残せるぎりぎりのところで煎り止め。
味わいは、シングルでは香りが良く、苦みは少なく、マイルドに落ち着いた感じ。
今回はブレンドのベースにしたため、モカとマンデリンを加えましたが、かなり癖のある風味になってしまいました。
合わせ方の問題は大きいですが、この豆はシングル向きかと思います。
タンザニアは、アフリカ中央東部のインド洋に面した国です。
アフリカ最高峰のキリマンジャロ山を有していることから、日本ではこの国の豆をキリマンジャロと呼ぶことも多いです。
オルディアーニ村は、タンザニア北部の世界遺産、ンゴロンゴロ保全地域の近くにあります。農園内にゾウが住んでいるそうです。
グリーンヒルというのは、農園内でもっとも質の良い豆が収穫出来るエリアを指す呼び名です。
農園主のBharat C Pate氏lは、タンザニア生まれ、イギリス育ちのインド人だそうです。(どっちかというと紅茶農園主っぽい経歴ですね。笑。)
小~中くらいの粒。
焙煎は2ハゼを聞いてから煎り止め。雨の少ないタンザニアの豆は酸味が強いのですが、きりっとシャープな味わいなので、すっきり系が好きな方に向いています。浮空では酸味を抑え気味にするため、やや深めの煎りです。
キリマンジャロは、アフリカ・タンザニアの豆です。最近は専門店ではタンザニアという名前でみかけることが多くなりましたが、キリマンジャロと呼ばれることも多い豆です。
タンザニアでコーヒー豆の輸出が始まった頃はあまり豆の質が評価されず、イエメンに一度出荷して、モカという名前で売られていたこともあります。
タンザニアをキリマンジャロと呼ぶようになってから人気が高まったということですが、やはりアフリカの最高峰キリマンジャロのイメージが良い影響を与えているのでしょうか。
ヘミングウェイの「キリマンジャロの雪」も一役買っているかもしれません。
ここ、タンザニアは降雨量の少ない土地で、40万くらいの小規模生産農家がコーヒー農園を営んでいます。
AA、というのは等級の表記です。豆の大きさが6.5mm以上の豆が最上級で、AAと呼びます。
【焙煎】
今回はまず半量を深めの焙煎でしっかり焼き、酸味を抑えたベースをつくりました。
次に半量を中煎りでニハゼが来る前にあげ、酸味と若々しい風味を残した味わいにします。
焙煎度を煎り分けた豆をミックスしています。
酸味の多い豆です。きりっとした味わいなので、熱々よりも冷めてからのほうが美味しく感じられます。
モカほどはなやかな香りもなくコクも深いとは言い難いですが、味の濃いお料理や油っこいものを食べたあとに飲むととてもすっきりするので重宝しています。コーヒーブレイクの一杯というよりは食後の一杯に向いているように思います。
「キボ」、というのは山の頂の名前に由来しています。もしかしたら、なんのためなのかはわからないまま雪山にただ一匹で登り、力尽きた豹が眠っている場所かも。
※通常は中深煎りでお届けしていますがご要望で焙煎度合いを変えることが出来ます。