アイス珈琲のお話

こんにちは、浮空です。

毎日暑い日々が続いていますが、みなさまいかがお過ごしですか?

写真で少しみなさまに涼をお届けできると良いなあ、と思いながらひととき写真撮影。

福岡は午前中からしっかりとした日差しが降り注いでいます。

スカッとさわやかコーラのような写真ですが、珈琲です。笑。

珈琲にドリップの仕方がたくさんあるように、アイス珈琲にも様々な淹れかたがあります。

ホットと同じようにドリップして、一晩冷やすもの。

デキャンタに氷を入れておいてその上から直接氷に向けて抽出するもの。

ティバッグ袋に粉をいれて麦茶のように水でゆっくり抽出するもの。

粉を多めにして濃縮した珈琲をカクテルシェーカーに氷と共に入れてシェイクして冷やすもの。

カフェでも、おうちで作るひとも、それぞれにこだわりの方法を持っていると思います。

飲むひとが美味しいと思う淹れかたが正解なので、どれがいちばん、というのはありません。

私は、粉の量をホットのときの1.5倍くらい使って、たっぷりの量(だいたい1度に600~700cc)をドリップしておいて、鍋に水を張ってデキャンタごと冷やし、粗熱をとってから冷蔵庫へいれておきます。

濃いものが飲みたいときは、グラスに氷をいれて、オンザロックの要領でちびちびなめるように楽しんだり、ごくごく飲みたいときは、ミネラルウォーターで水割りにしたりすることもあります。まれに炭酸水で割ったりも。

多めに作っておけばだいたい1,2日は楽しめるので、楽チンです。

バニラアイスクリームをのせてフロート。夏ならではの楽しみ。

ジャワロブをベースにしたパンチのある珈琲と濃厚ミルクが相性抜群です。

撮影のために、と言い訳したハーゲンダッツ。溶ける前に食べたい!

ミルクが溶けてくとこがたまりません。

もはや、珈琲屋なのかアイスクリーム屋なのか。。。

頂きもののずんだおはぎと、冷蔵庫で良く冷やした濃縮珈琲をお抹茶風に。これもまた美味しい!

ずんだはカロリー控えめだもんね、と言い訳しつつ撮影後はぺロリ。

もともと珈琲には体温を下げる効果があります。

真夜中に暑くて目が覚めたときに、目ぼけまなこで冷蔵庫の明かりをたよりにデキャンタから直接(行儀悪く)ごくごく飲むと、すーっと体が涼しくなってしあわせです。たいてい次の朝Tシャツのどっかに珈琲のしみがついてますが、あまり気にしない。

暑い部屋で冷たい珈琲を飲みながら読書する休日、なんてのもなかなかおつです。

ぜひお試し下さい。

8月も浮空は美味しい珈琲をご用意して、お待ちしています~!

 

 

【8月の販売豆】

こんにちは、浮空です。

8月の販売豆のメニューをご紹介いたします。

人気のマンデリンもたっぷり入荷しております。

今月のイチオシはタイチェンライ。友人の紹介で、タイのコーヒー農園の方から直接仕入れをさせていただきました。

とても丁寧にハンドピックしてあって、欠点豆がほとんどなく、きれいな生豆です。

≪8月のシングル≫

  • タイ チェンライ         100g/400円
  • マンデリン トバコ       100g/500円
  • ブラジル スイートイエロー  100g/380円
  • ホンジュラス Gマルカラ   100g/400円
  • キューバ TL         100g/520円 

≪8月のブレンド≫

  • 今月のブレンド     100g/420円 

深煎りグァテマラをベースにマンデリン、ジャワロブなどを加えたホット・アイス兼用のブレンドです。しっかりとしたコクがあります。

※各豆のご紹介は順次ブログにてアップ致します。お楽しみに!

ご注文は下記メールアドレスまで!

info@fukucoffee.com

ご注文お待ちしております!

キューバ  ツルキーノ・ラバド

キューバTL2013.8.28 052

カリブ海に浮かぶ島国キューバのコーヒーの中で有名なのは、クリスタルマウンテンですが(水晶が採れる山岳地帯にあるためこう呼ばれます)、このキューバTL(ツルキーノ・ラバド)も評価の高い豆のひとつです。

キューバのコーヒー生産の歴史は古く、1700年代半ばにハイチから苗木が入植されたと言われています。

TLというのは等級の呼び名で、 ETL(エクストラ・ツルキーノ・ラバド)、TL(ツルキーノ・ラバド)、AL(アルツーラ)という段階に分かれています。

TLは等級としては中間くらいなのですが、この評価は豆の粒の大きさによるもので、味わいが落ちるというわけではありません。

キューバ2013.8.28 056ブログ2013.9.4キューバ 011

【焙煎】

香り、風味が個性的です。

もともと酸味や苦味は少なく、甘みの強い豆とされていますので、浅めに仕上げるとさっぱりした酸味がお楽しみ頂けます。深めに仕上げるとコクと甘味がより強くなり、酸味がなくなります。

キューバファンのお客さまはけっこうマニアックだと思います。飲んだことのない方も一度試すとはまるかもしれません。ラム酒発祥の地だけに、一滴ラムを垂らすとたまらない味わいになります。

※画像左:浅煎り 画像右:中深煎り

 

 

 

ジャワロブブレンド

久しぶりにジャワロブという豆を焙煎しました。

コーヒーの品種には大きく分けてアラビカ種とカネフォラ種(別名ロブスタ種)という二種類があり、

ふだん浮空で焙煎しているのはほぼアラビカ種です。

カネフォラ種(ロブスタ種)は独特の癖のある味わいを持っていて、好きなひとと、苦手なひとに好みの分かれる豆だと思います。

今回は、カネフォラ種(ロブスタ種)のジャワロブという豆を使ってブレンドを作ってみました。

まずは主軸となるジャワロブを深めに焙煎。生豆は小さめで丸っこくてころんとしています。

焼いた後はさらに丸っこくなってころころしていてかわいらしいですが、見た目に似合わずなかなかにインパクトのある苦味を持っています。

最初は、ジャワロブ、ホンジュラス、パプアニューギニアの三種類の豆を使ってブレンドを作る予定だったのですが、配合をいろいろ試してもなかなかこれ、という味に決まらなかったので、さらにもう一種類追加して四種のブレンドで味を決定

最後に追加したのはグァテマラ エルピラール。

グァテマラを追加して最初のひとくちめでさわやかな酸味を感じるようになり、あとからくる重みのある苦味が活きてきました。口の中でどんどん味わいが変わる生き生きとしたブレンドです。

このブレンドは、『ヴィレッジヴァンガード イオン直方店』で現在販売中です。

それぞれの豆の焙煎度が違うので見た目もいろんな色が混ざっててきれいです。

シュガー&ミルクたっぷり派の方におすすめ。カフェオレにも向いています。

※上記の記事に出てきた豆についてはebcアトリエのカフェブログのほうでも過去の焙煎記録などでご紹介しております。

《ジャワロブ》

http://www.ebcenter.jp/fuku/?p=833

《ホンジュラス》

http://www.ebcenter.jp/fuku/?p=956

※豆の情報のみご覧になりたい方は、当サイトの「豆のご紹介」カテゴリへどうぞ!

上記ブログの抜粋をまとめております。