熊本地震被災地への寄付のご報告とお礼

兵庫県尼崎市の生豆卸問屋「生豆本舗」http://www.namamame.jp/ の社長岡崎様にご協力を頂いた生豆で作りました珈琲のドリップバッグセットの第一弾が完売致しました。

ご購入下さいましたお客さまにこの場をお借りしてお礼申し上げます。

合計金額14,400円

となりました。

こちらの金額に個人で600円追加し、15,000円を、認定NPOピースウィンズ・ジャパン様 http://peace-winds.org/ を通じて熊本被災地支援活動への寄付をさせて頂きました。

熊本での活動内容はこちらでご覧頂けます。 http://peace-winds.org/activity/kumamoto/

ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人びとに対して海外国内問わず支援活動を行う非営利活動法人です。

今回こちらを寄付先に選んだ理由は、こちらの団体が、東ティモールでコーヒーの生産活動の支援を継続的に行っておられ、浮空でもオーガニックの東ティモール産の豆をたびたび焙煎してきたご縁からです。

その活動の詳細はこちらからご覧頂けます。http://peace-winds.org/activity/timor_leste/

支援を始められたころは35世帯しかなかったコーヒー農家は今は600世帯に増え、品質も年々向上しています。

浮空では今後も引き続き被災地の支援を行って参ります。どうぞよろしくお願い致します。

浮空 店主

※下記に領収書を添付予定ですが、まだ届いておりませんため、先方より頂きました寄付の確認のメールを暫定で添付しております。領収証が届きましたら差し替えます。

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タイ チェンライ 少数民族アカ族の方々の村で作られる豆のこと

浮空の通販をはじめてから5年。ずっと変わらずに浮空のイチオシ豆として焙煎し続けている、タイ チェンライオリエンタルファズ農園。

この豆を生産している、少数民族アカ族の方たちのことが2017.1.27付の日経新聞で紹介されていました。

村に素敵なカフェが出来たとのこと。今度タイに行けるときにぜひ遊びに行ってみたいと思います。

以下、日経新聞より転載です。

『かつて麻薬の密造地として知られたタイなど3カ国にまたがる「黄金の三角地帯」は今、コーヒーの木の栽培が盛んだ。少数民族のアカ族が作るのは自然との共生を目指した「森のコーヒー」。農薬を使わず、時間をかけて作るコーヒー豆はタイの品評会で最優秀賞を受賞するほど品質が高い。アカ族は村の住民総出で自立の道を進んでいる。

コーヒーの実を摘み取るアカ族のミー・ミュンさん(昨年12月、タイ・パヒ村)
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コーヒーの実を摘み取るアカ族のミー・ミュンさん(昨年12月、タイ・パヒ村)

パヒ村は眺望のいい高台にカフェを作った
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パヒ村は眺望のいい高台にカフェを作った

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タイの第2の都市、チェンマイから北東に約250キロ。アカ族が住むパヒ村はミャンマーと国境を接する山岳地帯の一角にあり、山の斜面にはマツやサクラの森が広がる。高い樹木とともにコーヒーの木々が100万本以上も生えている。葉の下につけた多くの実が真っ赤に色づき、コーヒー豆の収穫期を迎えた。

ケシ栽培脱却

¥^4え74えアカ族のミー・ミュンさん(63)は枝を引き寄せて、一つ一つ丁寧に実を摘み取る。1日の収穫量は40キロにもなる。この村で取れる実は大きくてずっしり重い。12月中旬から1月末までの収穫期の間、毎日実を摘み取る作業が続く。

村の住民がコーヒーの木の栽培を始めたのは約35年前。それまではアヘンなど麻薬の原料となるケシを栽培していた。当時は麻薬を扱う組織が一帯を支配していたことに加え、ケシしか収入源がなかった。

タイ政府の麻薬撲滅運動などもあり、ケシ栽培をやめた後は、山の環境保全を目的に松などの木々を植えた。ケシ栽培は山の木を切って斜面全体で作っていたが、もともと自然信仰が強かったアカ族には抵抗があったという。このためコーヒーの木を栽培する際には木を伐採せず、森の中で栽培することにした。

森では高い木々が日光を遮り、コーヒーの実の育成は通常より20日以上長くかかる。面積当たりの収穫量も約40%少ない。その代わり、森にすむ虫が木の害虫を食べるため、駆除剤を使わなくても済む。落ち葉が肥料になり、土壌も豊かになり、その栄養分を吸収するため、収穫期には大きな実をつける。

ミー・ミュンさんの息子で村長のアランさん(41)は「我々が大切にする自然を生かして、おいしいコーヒー豆が取れるなら、こんないいことはない」と喜ぶ。

高台にカフェ

012年にタイ・チェンマイで開催された「ロイヤルフローラ国際品評会」で、同村のコーヒー豆はアラビカ部門で最優秀賞を獲得した。パヒ村のコーヒー豆を仕入れる食品商社、オリエンタルファズの今中健太郎社長は「苦み、甘み、コクがしっかりあるのに、さっぱりしている。奥深さがあり、毎日飲んでも飽きない味」と高く評価する。

多くの人に知ってもらおうと、村はこのほど眺望のいい高台にカフェを開設。テラスからは国境の向こうのミャンマーを見渡せる。

今年前半は降水量が少ないなどの天候不順で豆の収穫量は減る見込みだ。それでも森と共生しながら高品質のコーヒーを作り、自立することにアカ族の人たちは誇りを持つ。森の味わいがにじむコーヒーが、いつか世界に広がることを心待ちにしている。

(バンコク=清水泰雅)』

珈琲リキュール

自家製の珈琲リキュールを仕込んでみました。

作り方はとても簡単です。

密閉容器に、ホワイトリーカーとフレンチローストした豆を入れて10日ほど待つだけ。

リカー200mlに、豆30g。

浮いている豆が沈むのを待って、全部沈んだら豆を取り出します。

氷砂糖を10gほど入れると甘いリキュールになります。

今回は砂糖なしで作ってみました。

バニラアイスにかけたり、ミルクで割ったり、珈琲に入れたりといろいろな楽しみ方があります。

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浮空の通販もこの4月で丸4年が経ち、5年目に突入します。

いつもご利用くださっている皆さま、本当にありがとうございます。

これからも精進していきたいと思います。

今後とも浮空をどうぞよろしくお願い致します。

 

 

新春来福

2115.1定期便第一便用

旧年中は浮空をお引き立てくださいまして、まことにありがとうございました

本年も変わらぬご愛顧をお願い申し上げます  浮空

 

去年は全国各地で珈琲に尽力されている方々とお会いし、お話を聞かせて頂くことが出来ました。

たくさんの素敵な出会いに刺激を受け、学ばせて頂きましたこと、こころより感謝申し上げます。

今年も美味しい珈琲を皆さまへお届け出来るよう精進していきたいと思います。

去年最後のお仕事は福島でした。

ようやく被災地の支援につながるお仕事が出来るようになりました。

福島での素敵な出会いがこれから広がって行くよう、努力していきたいと思います。

 

珈琲とお餅つき 師走の市 

こんばんは、浮空です。

今年もあと数日を残すところとなりました。

少し前ですが12月13日に古民家カフェ「和草(にこぐさ)」さんのイベント師走の市に参加してきました。

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小雪の舞う山の中のカフェのお庭が会場です。

手打ちそばやお雑煮、ぜんざい、珈琲。たくさんのお客様に来て頂き、とても賑やかな一日でした。

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お客様もスタッフも総出で交代でお餅つき。

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こちらは無農薬の緑玄米餅。みんなでひたすら丸めます。

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つぶつぶ感の残るお餅を大根おろしや黄粉で頂きました。

珈琲の写真を撮るのも忘れて?お蕎麦2杯にお餅4つを平らげました!美味しかったです!

ハイ!ハイ!とお腹から掛け声を出しながらお餅つきをしていると、体にたまった一年の疲れや澱が外に出て行くように感じました。

なんあだかとてもすっきり。また新たな気持ちで次の一年を迎えられそうです。

皆さまもどうぞ良いお年をお迎えください。

今年一年浮空を支え励まし、応援してくださった皆様に心より感謝申し上げます。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

浮空 拝

coffee flower tea

珈琲フラワーティ3

タイの友人から、コーヒーの花を乾燥させたお茶を頂きました。

お互いをコーヒークレイジーピープルと呼び合う珈琲オタク友です。

白い花は乾燥して茶色くなっています。

ほのかに甘い香りと、生豆に近い香りがします。

珈琲フラワーティ2

ハーブティのように熱湯を注いで抽出。

珈琲フラワーティ1

味は、カモミールティのような、薄いプーアル茶のような感じです。

はちみつを少し加えて頂きました。不思議な味だけど、美味しかった。

日本にはまだほとんど入ってきていないので、輸入できたらいいなあ、と思っています。

 

 

 

新工房、始動。

ようやく移転完了し、8月13日お盆のお墓参りの後、新工房で焙煎を始めました。

8月定期便第二便 4

川崎市でのカフェ時代からの浮空の看板を入り口にかけて、気持ちをあらたに。

8月定期便第二便1

焙煎の煙で茶色く変色した麻袋。前の工房でずっと壁にかけていたものです。

8月定期便第二便 2

まだこまごましたものを荷解きしていないのできれい。

8月定期便第二便 5

祖父の代から実家にある文机を棚代りに。けっこう使い勝手が良いです。

ここで、気持ちを新たにまた焙煎を続けて行きます。

これからも浮空をよろしくお願い致します。