タイの友人から、コーヒーの花を乾燥させたお茶を頂きました。
お互いをコーヒークレイジーピープルと呼び合う珈琲オタク友です。
白い花は乾燥して茶色くなっています。
ほのかに甘い香りと、生豆に近い香りがします。
ハーブティのように熱湯を注いで抽出。
味は、カモミールティのような、薄いプーアル茶のような感じです。
はちみつを少し加えて頂きました。不思議な味だけど、美味しかった。
日本にはまだほとんど入ってきていないので、輸入できたらいいなあ、と思っています。
風狂ふ桜の森にさくら無く花の眠りのしづかなる秋 水原紫苑
9月の定期便ブレンド。
パナマ、イエメンモカ、タイチェンライ、マンデリンの4種。
・パナマ ハートマン ティピカ WINNEY
果肉がついたまま天日干しすることにより、甘酸っぱいドライフルーツのような香りがします。色も茶色く皮が残った状態。
甘酸っぱい発酵臭を消さないように、1ハゼ後すぐに冷却。色ムラがあります。酸味も特になく、しっかりした乾パンのような味わい。
・イエメン モカ エリヤニ
ハンドピックに時間のかかる豆ですが、こちらもフルーティな香り。パナマとの相乗効果を狙っています。
酸味が強く出ないよう、2ハゼ直前まで焼きます。
・タイチェンライ
今回のブレンドはナチュラルづくしで。いつもながらきれいで欠点豆の少ないタイ。
2ハゼピークで冷却。シングルでも十分実力のある豆ですが、マイルドさと甘みはブレンドのかなめにもなります。
・マンデリンG1
欠点豆が多く、安定していないマンデリン。最近価格の高騰により、良いマンデリンが出にくくなっていて困っています。
G1でもけっこうばらつきがあります。
2ハゼまでしっかり焼き込みます。ブレンドの配合にはアクセント程度しか使いませんが、ぐっとコクが出て味が締まります。