ホンジュラスとグァテマラに挟まれるように位置するエルサルバドル共和国。
中米の、5つの国の中で唯一カリブ海に面しておらず、環太平洋火山地帯らしい、地震の多い地形。火山灰土壌で良質なコーヒー豆が生育しています。
サンテグジュペリの妻アントワーヌはエルサルバドルのコーヒー農園の娘だそう。「星の王子さま」の舞台はエルサルバドルがモデルになっている部分もあるとか。
粒は小さ目ながら、揃っていて虫食いなども少なく状態良好。
初見のため、何度か焼き比べてポイントを探ります。
火力をぎりぎりのところまで絞って、時間をかけて煎り上げていくのが一番豆の味が良く出る感じ。はじめに苦み、あとから軽やかな酸味。
いま流行?のワイニー精製ではないため、発酵臭はほぼなく、わりとあっさりした味わい。