有機グァテマラ SHB オーロラ農園

有機グァテマラSHB(ストリクトリーハードビーンズ) オーロラ農園

オーロラ農園は、グ首都グァテマラシティの西、サンティアゴ火山の麓にあります。

有機JAS認証、UTZ(グッドインサイド)認証の有機栽培です。

ブログ ブレンド空風 046

青みの強い、つややかで活き活きとした生豆です。

【焙煎】

ブログ ブレンド空風 050

まずはニハゼピークで冷却、のパターンで。水分が多いため、色づきは浅くなりました。

次回はもう少し長めに焼くか、ダブル焙煎を考慮しようかと思います。

【味わい】

グァテマラらしいきりっとした酸味が際立ちます。香りははやなか。有機栽培の豆の特徴でもある野性味のある青っぽい苦味も出ています。

好みが分かれるところなので、メニューに出す時はもう少しマイルドに仕上げた方がいいなあという感想です。

 

 

 

焙煎記録:ブレンド「空風(からっかぜ)」

12月の定期便ブレンド「空風」

浮空のある北九州市は海が近く、響灘から乾いた強い風が吹きつけてきます。

灘、とは沖合いの、潮流が速く波の荒い場所、航行の難所を指す言葉ですが

陸にも、海さながらにに風吹きすさぶ冬です。

今回のブレンドは6種類の豆を使いました。

キューバ 001

キューバTLを中煎り。

コロンビア 009

コロンビアを中煎り。

この2種類をベースにしていきます。

インドネシアアラビカ 019

展示会で手に入れたインドネシアのアラビカ。マンデリンと似た色形ですが粒は小さめ。初見の豆です。

インドネシアアラビカ 022

深煎りに耐えうるかわからないので、ニハゼがピークを迎える前に冷却。

面長の豆面、つや、ともにとても美しい焼き上がり。味はトラジャをあっさりとした感じ。

ここまでの3種類は個別に焙煎。

プリミックスジャワロブほか 035

ここからは味わいのアクセントにする豆をプリミックスで焼きます。

ジャワロブほか2種類を配合。中深煎り。

ブレンド空風 041

最後に木べらでブレンドして完成。

アクセントに使った豆の香りが思いのほか強く出て、熟成した風味とさわやかな酸味を感じる味わいになりました。

焙煎直後でも尖りが少なく軽いまろやかさと鼻に抜ける香りを楽しめましたので、10日ほどおくとさらに美味しくなるのでは、と思います。