アフリカ中央部に位置するブルンジの、カルシ地区で生産されているブルボン種の豆です。
ブルンジは、1920年代のベルギー植民地時代にコーヒーの栽培がはじまり、農家は一軒につき最低でも50本のコーヒーノキを植樹するよう
強制されていたそうです。
1960年代に独立を果たしたものの、政情は不安定で、コーヒーが輸出産業として機能するようになったのは1990年代になってからだそうです。
生豆はフルウォッシュドで虫食いなどはほぼなく、状態は良好です。
精製過程でのキズ?があるものをピックしているとかなり弾くことになりますが、ピックは楽なほうです。
強めの火力でイチハゼまで煎り、火力を落としてハゼが終わるのを待ち、さらに、ニハゼ手前まで中火で仕上げます。
豆面はあまり良くなく、ざらざらとした質感と、細かい模様が浮き出る感じ。
味わいは濃厚でボディが強く、コクと甘味に酸味、ととても奥深い。渋味も多少でるため、コーヒーエキスを抽出してお湯で延ばす方が
長所を活かせるかもしれません。