カフェインレスを試し焙煎。
スプレモとは、コロンビアの豆の粒の大きさの基準で、一番大きいものを指します。
通常のコロンビア スプレモに比べやや小さく感じました。
しっかり水洗してあるのでつるつるした豆肌で色が濃いのが特徴です。
写真右:カフェインレス 左:通常の豆
ハンドピックにやや時間がかかります。特に加工の段階で欠けたり割れたりしたと思われる豆が多いです。
イチハゼまでの時間が長く、チャフ(豆の薄皮)の飛びはほとんどなく、煙も少なめ。
豆の水分量が均一化しているため、焼きむらが出にくく、手回しには向いているように思います。
焙煎度は手回しロースターのいちばん得意とする中深煎り。ニハゼのピークまで聞いてから冷却。
煎りあがりにオイリーさ出ません。
100gの生豆に対しての仕上がり量は通常のものとほぼ変わらず、目減りは25%程度でした。
味わいは甘味が強く、酸味はほとんどなし。これは豆の特徴ではなく焙煎度に拠るものだと思います。
ボディが弱いな、という印象は残りました。