久しぶりにジャワロブという豆を焙煎しました。
コーヒーの品種には大きく分けてアラビカ種とカネフォラ種(別名ロブスタ種)という二種類があり、
ふだん浮空で焙煎しているのはほぼアラビカ種です。
カネフォラ種(ロブスタ種)は独特の癖のある味わいを持っていて、好きなひとと、苦手なひとに好みの分かれる豆だと思います。
今回は、カネフォラ種(ロブスタ種)のジャワロブという豆を使ってブレンドを作ってみました。
まずは主軸となるジャワロブを深めに焙煎。生豆は小さめで丸っこくてころんとしています。
焼いた後はさらに丸っこくなってころころしていてかわいらしいですが、見た目に似合わずなかなかにインパクトのある苦味を持っています。
最初は、ジャワロブ、ホンジュラス、パプアニューギニアの三種類の豆を使ってブレンドを作る予定だったのですが、配合をいろいろ試してもなかなかこれ、という味に決まらなかったので、さらにもう一種類追加して四種のブレンドで味を決定
最後に追加したのはグァテマラ エルピラール。
グァテマラを追加して最初のひとくちめでさわやかな酸味を感じるようになり、あとからくる重みのある苦味が活きてきました。口の中でどんどん味わいが変わる生き生きとしたブレンドです。
このブレンドは、『ヴィレッジヴァンガード イオン直方店』で現在販売中です。
それぞれの豆の焙煎度が違うので見た目もいろんな色が混ざっててきれいです。
シュガー&ミルクたっぷり派の方におすすめ。カフェオレにも向いています。
※上記の記事に出てきた豆についてはebcアトリエのカフェブログのほうでも過去の焙煎記録などでご紹介しております。
《ジャワロブ》
http://www.ebcenter.jp/fuku/?p=833
《ホンジュラス》
http://www.ebcenter.jp/fuku/?p=956
※豆の情報のみご覧になりたい方は、当サイトの「豆のご紹介」カテゴリへどうぞ!
上記ブログの抜粋をまとめております。