ベトナム ダナン~ホイアンへ

2012年11月9日

ひと悶着あったダナンの一夜が明けました。

ダナン朝1270

ベトナムの東海岸沿いのホテルから海につながる運河を見下ろす朝。眺めのよい部屋。

前夜頼んでいたランドリーが6時半に部屋に届きました。頼んだ時は7時にお届けということでしたが、早くできあがったみたい。

ダナンあいふぉん2ダナン朝あいふぉん1

朝食が付いていたので早速最上階のレストランへ。こんな贅沢は久しぶり~。さすがに一眼レフで撮るのははばかれるのでアイフォンでこそこそ。

ゴーヤの挽肉詰めスープとか竹の子の炒め物とか空芯菜の炒め物とか。中華風なのかな。ドラゴンフルーツやら西瓜やら果物もたくさん。あとはコーヒーとトースト。どんだけ食べるんじゃ、朝から。

ダナン朝あいふぉん3

コーヒーは甘くしないと飲めない濃さなので、お湯で割りブラックで頂きました。

食後は荷物整理してのんびり過ごし、10時頃にチェックアウト。そのままホイアンへ向かいます。

ダナン朝1271

町の教会。

ダナン朝1273

教会の目の前にバス停があって、そこからローカルバスに乗ります。ダナン~ホイアンは約一時間。巡回バスが一日中出ているので、時間はとくに気にせずバスを待ちます。

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ローカルバス。かなり年代物。正直汚い。運転手のほかに車掌的な男の子がふたり乗っていて、ひとりはお金を集める係。

ダナン朝 1279

もうひとりはこんな感じで乗降の手伝い?バスはずっと扉が開いたまま走るので、そこに立っています。

手が汚れるとペットボトルの水で洗ってバスのカーテンで拭きます(たぶんカーテンの方がさらに汚いと思う)

地元のひとがほとんどだけど中には外国人らしきひともちらほら。

ガイドブックであらかじめ値段を確認していたので車掌が徴収に来た時に、あらかじめ用意していた金額を差し出すとここでまたひと悶着。

足りないといって、正規価格の10倍の金額を言ってきました。ガイドブックの金額の部分を指差してここに書いてあるからそれ以上は払わない、と言うと首を振ってじゃあここで降りろといいます。

またかよ!!!!!!

そしてここからがさらに悪質。近くに座っていた地元の女性になにか話して、目の前で10倍の値段を払っているところを見せ付けてきます。ほら、みんなこの値段なんだと、得意そうな車掌。お金を取られて不安そうな顔の女性。私とは目を合わせようとしません。ほかの乗客はみんな見て見ぬふり。そこまでやるか?

・・・・・・・・・・・・・・

こっからが私のターン。

バスじゅうに響き渡る声量で怒鳴りましたよ、日本語で。要は怒っているというのが伝わればそれでOKなんです。説明してわかりあおうなんて考えたら負け。

なんのためにローカルバス乗ってると思ってんだ!公共交通機関でぼったくってんじゃねーよ!ぜってー払わねーからな!見え透いた小芝居してんじゃねーよ!!!!!!!

バスの乗客はみんなこっちを振り返ってにやにや笑っています。旅行中の外国人らしきひとたちも笑っています。あんたらめっちゃぼられてるんやで?それでええんかい!と内心突っ込み。

で、チケットには正規価格が書いてあるはずなのでチケットよこせ、チケットを確認したら払う、というと、すっごく嫌そうにチケットを切ってきました。

ダナン朝あいふぉん4

18000ドン。日本円で80円(旅行当時のレート)くらい。ガイドブックどおりの金額やん。この値段でこれだけ消耗しないといけないのか?と正直気持ちが萎えます。

そこに追い討ちをかけるように、おまえは荷物が大きいからふたり分払えと言い出す車掌。

はあ??????25リットルのリュック一個ですぜ。地元の行商のおばちゃんたちは私の3倍くらいの荷物抱えてるやんか。

黙って20000ドン札を出すと、おつりが返ってきません。つり!と怒鳴るとやっと返ってきました。

その後ちょっとあれこれあって、最終的には平和的にホイアンでバスを降りたのですが、もうね、ダナンは二度と行かないな、と思いました。

なんでこんなに会うひと会うひと警戒しないといけなくなる町なんだろう。

思うに、ホイアンは思いっきりベタな観光地で、欧米系のツアー客や日本人の団体客(ベトナムではじめて日本人の団体さんに会いました)がたくさん来て収入が多く、潤っているのですが、ダナンは空港があるにも関わらず目ぼしい観光スポットがないため、みんな素通りしちゃうんですねよ。なので、少しでも取れるものは取ろう、という考え方になっちゃうのかな、と。中心部を外れると廃墟のような建物がたくさんあるし、建設しかけのビルや空き地だらけ。開発しても結局ホイアンにお客さんを持っていかれるという現状があるのかなあ。

ダナン朝1282

地元のおばあちゃんの横顔は、きりっとしてるのにね。

次回ホイアン。昔の交易の町。アジアのいろんな文化が混沌として風景に残っている美しい場所でした。

 

 

 

 

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