9月の定期便ブレンド「風日待(かざひまち)」
風日待とは、二百十日の頃、風を鎮めるために村人たちが仕事を休んで神社に籠る行事のことです。
いまは形骸化していますが、私の地元でも明日は「お籠り」の日です。
収穫を前に風の神様を鎮める祭り、日々の生活からは遠ざかっている神事ですが、自然を畏れ敬う心もちを忘れずにいたいと思います。
プリミックスのグァテマラ ブルーレイクSHBとホンジュラスHG。生豆の画像撮り忘れました。
イチハゼから火力を落として、二ハゼ直前で冷却。
タイチェンライ オリエンタルファズ。パストクロップ(前年の豆)なので、やや乾燥が進んでいます。丁寧なハンドピックが必要。
焦がさないことを一番注意しつつ、二ハゼ始まるまでじっくりと。イチハゼが弱く、火力に気を使いました。
メインのメキシコ クステペックSHB。 豆が大きく、センターラインのはっきりした豆。
酸味を抑えるため、二ハゼのピークまでしっかり焼きます。
力強い風をイメージして作りましたが、仕上がりはなぜかまろやかで柔らかい口当たり。グァテマラの香りが効いていて複雑な風味になりました。