パプアニューギニア ピーベリー

パプアニューギニアはオーストラリアの北、赤道のすぐ下に位置する島国です。

コーヒー豆の生育には、昼と夜の寒暖の差(気温差)が欠かせないものですが、パプアニューギニアは、「一日で一年の気候を繰り返す」といわれるほど変化に富んだ環境で、コーヒーの栽培にはとても適していると言われています

今回焙煎したのは、ピーベリー。

ピーベリーとは、コーヒーの木の先端部分になる実のことで、丸っこい形が特徴です。

通常は一つの実の中に、二つの種子(コーヒー豆)が向かい合うような形で入っているのですが、ピーベリーは一つしか入っていません。そのため、「コーヒーのひとりっこ」と呼ばれたりもします。

一本の木から収穫されるピーベリーの量は大体全体の一割くらいです。

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丸い形。ころころしていてかわいらしいです。しっかりウォッシュドされていてチャフは少なく、欠点豆もほぼなし。

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イチハゼ直前の香りが素晴らしいです。前にパプアを焙煎した時にも同じことを感じたので、かなりはっきりした特徴だと思います。生豆の時から粒が大きいなあと思っていましたが、膨らみが素晴らしく、ピーペリーとは思えない迫力のある仕上がりです。

イチハゼは控えめ。いったん火力を落とします。苦みが出すぎないようニハゼ前に火から外して、余熱でややゆっくり仕上げます。甘みのある酸味が出たジューシーな味わいだと思います。

 

 

 

 

 

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