中部アフリカ、ルワンダは秋田県と岩手県を足したくらいの小さな国です。ドイツ、ベルギーの植民地時代を経て1962年に独立。
クーデターや紛争が続き、難民も多かったこの国ですが、最近は政情も安定してきて農業、鉱業が飛躍的に伸び、日本にも美味しいコーヒー豆が入ってくるようになりました。
生産農家の方々の努力に頭が下がる思いです。
S15というのは粒の大きさで選別するスクリーン(ふるい)の単位です。15はやや小さめ。とても丁寧に水洗してありチャフ(焙煎時に出る豆の薄皮)も白くきれいです。
イントレというのは現地の言葉で「選ばれし者」という意味だそうです。
焙煎は中深煎り。
ペーパーでのドリップ時、ふわっと盛り上がりながらもとろみを感じる手ごたえでとてもきめのこまかい泡立ちが素晴らしく、ドリップの楽しみも増す豆です。やや細かめの挽きがおすすめです。
フルーティな香りで上品な酸味があります。全体にはマイルドな味わい。苦味は弱めです。ボディが軽めなのでパンに合うと思います。
朝の一杯にもおすすめ。