総合商社兼松さんが、パプアニューギニアのコーヒー産業の政府機関である「Coffee Industry Corporation LTD」通称「CIC]と
7年越しに共同開発したプライベートブランド「トロピカルマウンテン」です。
生産者と流通者の長年の努力の結晶です。
今回焙煎した分はパースト(昨年度収穫分)でやや水分が抜け乾いていましたが、粒は大きくとてもきれいな豆です。
焙煎はミディアムで。一ハゼ直前の香りの膨らみが素晴らしく、濃厚な甘みを感じさせました。
トロピカルマウンテンという名の通りの豆だなあという印象。
パーストでも軽やかな酸味がしっかり残っていて、一口目のインパクトは強く、フルーティな酸味がほんのり抜け、後味の引きの良いすっきり感もありました。
後味の引きの良さで全体の印象はマイルド。同じパプアでもシグリとはまた違った魅力がありました。
秋入荷予定のニュークロップではもっとフルーティさが強く出てくれそうで、コンテナの到着が待ち遠しい豆です。