ベトナム ダラット コーヒー農家へ

2012年11月7日

ダラットの朝市を楽しんだあと、高原野菜たっぷりの焼きそばとベトナムコーヒーでひといきついて、いよいよコーヒー農園の見学に出かけます。

といっても、ツアーのようなものがあるわけではないので(あるかもしれないけどツアーはどこも高いので選択肢から除外)どうやって行くか思案。ローカルバスでそれらしきところまで行くのもありだけど、ひとりではこころ細いので、モトバイのライダーさんを探すことに。

コーヒー農園へ862

ダラットの町はすりばち状になっていて、放射状の坂道がたくさんあり、ホテルやニャ―ギー(ゲストハウス)や飲食店がずらっと並んでいます。

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中心部には湖があり、そのそばに市場があるという感じです。

コーヒー農園へ 870

湖のほとりには観光客が集まるので、バイクのライダーさんがたくさん待機しています。

探すまでもなくあちこちから声をかけてきてくれます。ダラットのモトバイはイージーライダーと呼ばれていて、都市部と違い、正式なライダーさんは許可証を持っていて、それを見せながら値段交渉してきます。

あるライダーさんがこれまで乗せたお客さんの感想ノートみたいなものを取り出して、日本人の書いたページを見せて、ほらこんなに満足してくれてるでしょ!とアピール。

まるっと鵜呑みにするわけでもないのですが、好意的な感想が書いてあったので、次に値段交渉。

ダラット郊外には滝などの観光スポットがあるので、何通りかのコースがあらかじめ用意してあり、その中から選ぶのが普通のようですが、私はコーヒー農園だけで良いので安くしてくれ、と粘り(それでもけっこういい値段になってしましましたが)交渉成立。

決め手はバイクがHONDAだったから。という単純なものです笑

私も日本でHONDAのバイクに乗ってるんだよ~と話すとHONDAは最高だとベタ褒め。笑。

コーヒー農園へ 875

いよいよ出発です。カンボジアからバイクのニケツにはすっかり慣れてしまい、怖いこともなく爽快なドライブです。

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15分ほど走るともうまわりは見渡す限りコーヒー畑。

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まずはライダーさんの知り合いの農園に連れて行ってもらいました。

畑の中を案内してくれるライダーさん。アラビカ、ロブスタ、チェリーの三種類の木の見分け方、葉の違いなどを説明してくれます。

ひととおり説明した後、「じゃあテストするよ!」といわれ「これは?」「これは?」と訊かれます。そこはコーヒーマニアの意地で正解!すっかり先生と生徒です。

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実を摘んで食べてみました。皮は厚めで中はほんのり甘い。

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赤い部分を取り除くと中に翡翠色のぬめりのあるミューシレージという部分があり、さらに中にパーチメントという白い皮があり、さらにその中にグリーンの種子(コーヒーの生豆部分)が入っています。

この三段階の皮を取り除く工程を経てようやく商品として出荷されるのです。

畑を見たあと、農家へおじゃま。

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農園の娘さんとライダーさん。

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コーヒー農家のワンコ。なんとも気持ち良さそうに昼寝中。

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庭には収穫した実が天日干しされています。

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まだ青い実も収穫してあります。グレードの高い豆になると樹上完熟豆といって、赤く熟した実だけを摘み取るのですが、このあたりはロブスタ主体の農家なのでけっこうアバウトな感じ。

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左からコーヒーチェリー(もとは赤い部分)、パーチメント(白い皮)、そして生豆。

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天日干しを終え、生豆になったものは袋詰めにされ倉庫に積んでありました。

農家の方はお仕事中なのであまりお話は出来ませんでしたが、好きに見て行っていいよ!と言いう感じでとてもフレンドリー。しばし見学させて頂いたあと、次の場所へ向かいます。

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道の脇には取り除いたコーヒーの殻がどっさり積んであります。果実を天火干しで腐らせて取り除いたものなので、においはけっこうきついです。乾ききったら焼くそうです。

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バイクを止めてもらって近づいてみます。臭いけど触ってみたくなる。

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臭いけど足を踏み入れたくなる。とその瞬間ぐしゃっと埋もれる両足。。。。。(泣)

 

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スニーカーは真っ黒。写真撮りながら爆笑する私と、呆れるライダーさん。。。。。

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そしてさらにドライブは続きます。最後の写真は小規模農家で集めた豆を脱穀して生豆にする工場。ここはちょっと大きな会社のようで、中には入れませんでした。

次に向かうのは、コピ・ルアックを作っている農家です。みなさんコピ・ルアック、ご存知ですか?閲覧注意満載の記事をお楽しみに!

 

 

 

 

 

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