先日、とあるお客さまとやりとりしていたメールに
「コーヒーって種子なんですね、マメ科じゃないのに豆とはこれいかに」、と書かれていて
おおお。と思った浮空です。
そうなんです。英語でもcoffee beansと呼ばれ、世界共通で豆と呼ぶのが当たり前になっていますがコーヒーノキはマメ科じゃないのです。
植物学的な分類では
被子植物門—-双子葉植物網—-アカネ目—-アカネ科—–コーヒーノキ属 となります。
たしかに枝豆やインゲンのように莢のなかに実が並んでるのではないので、木の実、例えばコーヒーナッツとか、呼ぶほうが正確なはずなんです。
で、くだんのお客さまにドヤ顔がしたくって、調べてみたのですが、豆と呼ばれることになった経緯はわかりませんでした笑
木の実(ナッツ)は基本的に固い殻の中にあることが多くて、そのまま保存するけれど(クルミとか落花生とかヒマワリの種とか)、コーヒーは実が柔らかいので種子だけを保存することろがマメと似てるから?木の実(ナッツ)とマメ、比較すると食する頻度がマメのほうが高いから、馴染みのある呼び名に統一されたのか?
とか推理してみたのですがみなさんどう思われますか?
実際は単純に、見た目が豆っぽいからかもしれないです。笑
チョコレートの原料になるカカオも、マメ科じゃなくてアオイ科なのに、カカオ豆って呼ばれるんですよね。
まだまだ不思議がいっぱい。
余談ですが、浮空はブログなどで「こーひー」と表記する時、焙煎以前をコーヒー、とカタカナ表記、焙煎後のものを珈琲、と漢字表記に分けています。
ただし、他店の商品や、飲料会社の商品などに触れる時は先方の呼び方に揃えるようにしています。
気付いている方、いらっしゃいましたか?・・・いないだろうなぁ~笑