シェムリアップのゲストハウス

11月2日・3日

アンコール遺跡を観光した2日間、お世話になったグリーンタウンゲストハウス。

シェムリアップの街中にありますが、大通りから少し入ったところなので、バイクの音は響いてこなくて静かでした。

ゲストハウスの仕組みもまだよくわかっていなくて、料金が後払いなのの代わりに、パスポートの原本を預けなきゃいけないということで、ほんとにパスポート預けちゃって大丈夫なのか、ものすごく不安に感じながら手続きを済ませ、部屋へ。

ホットシャワーとフリーwifi付で一泊8ドル位。古さは感じますが、玄関で靴を脱いであがるのでまあまあきれい。エアコンはついているけど壊れている(よくある話)部屋なのでちょっと安めかも。

もともと日本にいても夏の冷房が苦手なので、扇風機で充分。

ランドリーサービスもあり、洗濯物1kgを1ドルで洗ってくれます。外に干してあるので、乾いた頃に取りに行きます。けっこうアバウト。

敷地内にプールバーとカフェが併設してあり、食事も出来ます。フランスパンに野菜とお肉をがっつり挟んだサンドウィッチは美味しかった。

チキンサンド。

スタッフさんたちは一日中ビリヤードして遊んでました。用事あるときは呼ばないと来てくれません笑。

先にカフェにいたどこかの国のおじさんがここのカフェのインスタントのコーヒーをものすごーくまずそうに飲んでいたので(ひとくちすすって、顔をしかめて、お砂糖をスプーン三杯くらい投入してた←観察してしまった)注文するのを躊躇・・・

結局カウンタでお願いして熱湯を分けてもらい、マイコーヒーをフレンチプレスで淹れて飲みました。。。

このフレンチプレスと300gの浮空豆(挽いたもの)を一ヶ月間持ち歩くことになるのですが、カンボジアを抜けてからはどこでも美味しいコーヒーが飲めたので、出番は数回しかありませんでした笑。

途中で何度も、誰かにあげてしまええばちょっとでも荷物減るのになあ・・・と思い続けることに。

夜はプールバーで遅くまでお客さんたちがにぎやかに飲んでました。うるさい感じはしなくて、逆にその喧騒が心地よかった。異国の言語なので内容がわからないからなのでしょう、ちょうど良いBGMになりました。

部屋は3階。廊下は広くてテラスの椅子でぼーっとしたり。壁にはヤモリがたくさんいました。爬虫類好きなのでぜんぜん気にならないですが、苦手なひとにはつらいかも、ってくらいいます。特に夜。

ベットはどこのゲストハウスでもだいたいダブルの大きさ、かツイン仕様。一泊しかしなくてもツインの部屋になることもあり、もったいない感じ。同じゲストハウスに2泊づつくらいがちょうど良いペースなのかな、と思います。

夕方にチェックインして、そのまま部屋でまったり。

翌日は市内から40kmほど離れたベンメリアという遺跡に行くことに。トゥクトゥクをシェアすれば安く済むので、他に行きそうなひとがいないか、ゲストハウスのスタッフさんに聞いてみましたが、いないねー遠いからねーというお返事。

トゥクトゥクをひとりで使うのは高くつくので、ちょっと怖いけどモトバイ(バイク二人乗り)を予約しました。ところが、翌日ベンメリア遺跡で同じゲストハウスのひと(しかも日本人)とばったり会うことになるんですけどね笑。

次回はベンメリア遺跡編です。ラピュタはほんとうにあったんだ!と言いたくなるような、森の中のそれはそれは美しい場所でした。

ブラジル アララS18

ブラジル サントスNO2 アララ 焙煎記録 2013.3 .1 003

コーヒー生産量が不動の1位を誇るブラジルの豆です。

ブラジル、サンパウロ州のアララクアラ地区で生産されていたことからこの呼び名になっていますが、最近は生産地区がフランカ、モジアナ地区に変わっていて、呼び名だけ残っているようです。

S18というのは等級(粒の大きさを分けるスクリーン:ふるいのようなもの)を示します。

ブラジル サントスNO2 アアラ  焙煎記録 2013.3 .1 004

【焙煎】

上品な味わいをお好みのお客さまには浅めに。強いコクをお求めの場合は深めにご用意いたします。

香り、苦味、酸味、甘味、コクともにほどよく出てくれるベーシックな味わいなので、ご自宅で別の豆とミックスして、オリジナルのブレンドを作るのも楽しいと思います。

 

アンコールワット遺跡④

11月2日

4つめの遺跡。

この日最後に訪れたのは観光客の少ない小さいめ(と言っても広いけど)の寺院。

(名前がわからなかったのですが、アンコール遺跡に行ったことのある友達から教えていただきました!バンテアイ・クデイでした。ありがとう!)

絵はがきやアクセサリを売って生計を立てている物売りの子どもたちがたくさん付いてきます。お土産ものの屋台もあり親は屋台で商売をし、子どもはかごに商品を入れて遺跡の中を売り歩いています。

遺跡の裏手のハンモックの中でお昼寝中の赤ん坊。物売りの屋台のひとたちの子どもでしょう。ひとけのない場所だったのでさらわれたりしないのかな、とちょっと心配になります。

どこの寺院にもこのシンハ(獅子)かナーガ(五つ頭のある蛇)の像が寺院を守るように置かれています。日本の神社の狛犬みたい。な感じ。

回廊をぐるりと回ってみました。

柱ひとつひとつに彫刻が施されています。この彫刻はいいなあと思いました。戦いを描いたレリーフよりこういう舞を舞っているようなものや神話的なものに惹かれます。

簡単に入れそうな立ち入り禁止区域。

多くの遺跡には、中庭のようなものがあり小さめの独立した建物があります。王様の書庫、書斎、だったようです。火事などから守るために独立した蔵のような作りになっているのでしょうかね。或いは密談を他人にきかれないように、とか?

1000年近く崩れずに残っているのはすごいなあと思います。

全景。これでアンコールワット一日目は終わり。

このあとトゥクトゥクのドライバーさんにゲストハウスを紹介してもらい、グリーンタウンという名前の、前日の宿よりちょっと安くてホットシャワーの出る宿に移動しました。

 

 

アンコールワット遺跡③

11月2日 

3つめの遺跡。タプロム寺院。

ここは南北両方に出入口があり、トゥクトゥクのドライバーさんは、反対側で待ってるからねと言って去っていきました。

ここは仏教系の寺院です。崩落が激しく、木々と遺跡が一体になっている場所。

敷地はそれほど広くなくこじんまりとしていて落ち着く場所でした。

遺跡は苔むしていて、寺院全体が湿った緑に覆われている感じです。木の生命力を感じます。

大蛇のナントカという説明板があったのですが英語読めなくて詳細はわからなかった。でも見たらそのまんま大蛇ですね、この根っこ。

木々がなかったらもっと崩落が進んでいるんでしょう。

立ち入り禁止箇所もたくさんあります。

修復の現場。

 

バイヨンも良かったけれど、私はこちらの寺院のほうが好きになりました。写真撮るのが楽しかったです。

3つ目の寺院を回って、まだ午前中。最後にもうひとつまわります。

まだ美味しい珈琲は飲めていません・・・・

1月のメニュー

震災から2度目のお正月です。

まだおめでとうという言葉を送ることにためらいがあり新年のご挨拶に迷いがございますが

新しい年を迎え、皆さまの健康とご多幸をこころよりお祈り申し上げます。

本年もどうぞ浮空をよろしくお願い致します。

 

1月のメニューです。

  • タイ チェンライ アラビカ オリエンタルファズ農園 100g/440円

開墾された土地ではなく、森の中で、自然の生態系の中で育てられた活き活きとしたコーヒーの木から収穫された豆です。浮空がタイで直接買い付けた豆です。12月10日頃より販売を開始いたします。

  • 冬ブレンド ふくら雀     100g/400円

和菓子に合うようなこっくりした味わいの深煎りブレンドです。バリアラビカ・ホンジュラス・タイなどを使用。

200gのご注文の場合送料込み1000円でお届け致します。

 ご注文は下記メールアドレスまで。お待ちしております。

info@fukucoffee.com

アンコールワット遺跡②

2012年11月2日

ふたつめの遺跡。アンコールトム・バイヨン。

四面人面の塔が並んでいる遺跡です。かなり上のほうまで登れるので、人面像を間近で見ることが出来ます。迫力ありました。

華やかな衣装を着た子どもたちが踊りを披露したり、観光客と記念写真を撮ったりしていました。

至るところにある壁のレリーフ。見ごたえがあります。

ひとりの王様が建てたのではなく、歴代の王様によって少しづつ増築されたものらしく、ヒンズー教と仏教が混合した遺跡だそう。

さらに遺跡めぐり続きます。

 

アンコールワット遺跡①

2012年11月2日

国境を越えて一夜が明けました。

この日はシェムリアップから近いアンコールワット遺跡群を見学。

宿の方にトゥクトゥクのドライバーさんを紹介して頂き半日お付き合いしてもらうことになりました。

事前に写真集やガイドブックで見ていた遺跡の中から、行ってみたい場所をピックアップして、ルートを作り、1ヶ所につき1時間~2時間くらいのペースで周りました。

特に遺跡好きってこともないので知識もあまりなく、世界遺産なのね、すごいね。ちょっと見てみようか・・というくらいの興味でしたが、実際に見ると面白い。

アンコールワット遺跡群にはヒンズー教のものと仏教のものが混在しているのですが、心を惹かれるのは仏教の遺跡のほうでした。

歴史的な興味より写真の被写体として面白く、たくさん写真を撮ってきました。

最初はアンコールワット。いちばん有名な寺院・・・なのかな?

トゥクトゥクに乗って町を抜け20分ほど走ります。

1時間後に戻ることにしてひとりで中へ。ひ、ひろい。1時間で見終わるのかしら。とりあえず急ぎ足で中へ。

アンコールワット遺跡群はほとんどが白灰黒色で構成されています。

そのせいかTVや写真集で見ていたときはのっぺりした印象を持っていたのだけど、実際に見るととっても複雑な立体感があります。

階段や回廊が多いし、とにかく細かい。写真を撮っていて思ったのは光と影の立体感とはまた別の立体感があるということ。

その立体感を写真で写し出すのってけっこう難しいんだなあと思いました。

回廊のレリーフ。内容はわからないけれどゆったりとした流れを感じます。大きいものって畏怖を感じることが多いですが、ここには圧迫感のようなものはぜんぜんなくて、落ち着く。

細やかな奥行き、みたいなものを切り取りたいなあと思うけど、写真って難しい。だから楽しい。

アンコールワット遺跡に感じるのは欠落の美というか滅びの美というか、日本の近代文学の中にあるそこはかとない退廃に共通するなにか。

淡々と朽ちていく、わびさび、というにはまだ時間が足りてなくて、ひとの動いた跡、戦争とか動乱とかそういったものに捻じ曲げられて失われた退廃の美。

というのが、ぜんぜん歴史を知らない私の勝手な印象。

ひとつ目の遺跡は駆け足過ぎてゆっくり出来なかったので次のアンコールトムはもう少し時間をとってゆっくり見てきました。

次回も遺跡めぐりが続きます。よろしくお付き合い下さいませ。