ベトナム ダナン(二度と行かないねっ!)

2012年11月8日

ベトナムエアラインで、ダラット空港からダナンへ飛びました。目的地はダナンより南のホイアンという町。空港がないのでいったんダナンを経由することになります。

ダナンで一泊して翌日バスでホイアンに向かう予定。

 

ダナン到着1264

周りに建物がないため、日が落ちるとすぐに真っ暗。飛行機までは歩いて移動。

ダナン到着 1266

プロペラ機!紺色の機体がきれい。

ここからが大変でした。

4~50分のフライトでダナン空港に到着。出口にはホテルのひとがパンフレットを配りながら客引きしています。ひと晩寝るだけだし、どこでも良いので安いところに泊まろうと思っていたのですが、けっこう高い。。。安そうなホテルの客引きのお姉さんに無料の送迎バスがあるのか訊いてみたけれど、自腹でタクシーで、ということらしい。

市内まで行けばゲストハウスもあるだろう、と思いとりあえずタクシーで市内へ。と思ったのが間違いだったかも。

タクシー乗り場に行くとさっそく案内のおじさんが集まってきます。ガイドブックに載っているダナン中心部にある教会を見せて、ここへと言うと、タクシーへ案内。メータータクシーなので法外な料金を要求されることもないはず、と思い、指示されたタクシーに乗り込みます。

しばらく走ったところで運転手が宿はどこだ?と言うので、まだ決めていないのでこの教会へと再度ガイドブックを見せると突然荒っぽい口調で怒りはじめました。

???

ホイアンに行くんだろ!と言うので(ホイアンはタクシーで一時間。ダナン市内は10分ほど)は?ダナンに行くんだけど、と言い返しそこから怒鳴りあい。ははあ。言葉がわからないのを良いことに、遠いところへ指示を出したな、あの空港のタクシー案内・・・

ダナンに行かないならここで降ろせ!と怒鳴り、タクシーを路肩に停めると運転手はハンドルをばんばん叩きながら話が違う!と怒鳴り返します。

内心はけっこうびびっていたのですが、このまま乗り続ける気にならず、空港のひとが嘘をついているので降りる。ここまでの料金は払わない、と押し問答。彼は携帯を出して、空港へ電話するのかと思いきや差し出された携帯を受け取ると向こうから女性の声が。

彼は英語はほとんどわからないので私が変わりに話す(といっているようです)。いやいやいや、私も英語話せないし。単語をめちゃくちゃに並べてどーにかこーにか状況を説明。伝わっているのかもよくわからないので、とにかくタクシーを降りて歩くしかない。

運転手に、(たぶん)あなたは悪くないけど、いまからホイアンに行く気はないのでここまでの料金は払う。それでさよなら。と言ってメーターに表示されていた額を渡して車を降りると足りない!とまた怒鳴り出します。メーターを指差してまた怒鳴り返す。何かベトナム語で言ってるけどまったくわからない。

とにかく落ち着いて意志の疎通を図らないとどうにもならない。再度女性に電話をする運転手。どうやら女性が言うには、空港待機のタクシーはロータリー使用料が(運転手もちで)かかるので、それを払ってくれ、と言っているよう。メーターの横にその説明が書いてあるので見てくれという話。

なるほどよく見ると張り紙がしてある。慣習を知らないとこれはひっかかるわ。タクシーに乗るときは空港を出てから流しをつかまえる方が安いってことですね。

で、ロータリー使用料を払ってさよならしようとすると、ここから市内まで無料にするから、自分が紹介するホテルに泊まれ、と言う運転手。(お客さん連れて行くとマージン取れるんでしょうね)

うわ~~~商魂たくましい~~~~あんだけ怒鳴っといて~~~~

車の通りのほとんどない郊外でひとりになるのと、どこに連れて行かれるかわかならいけどとりあえず市内まで移動できる(はず)のと、究極の二択。どっちが危ないのか。

・・・・市内までメーターを倒したまま乗せて行ってもらうことに。案内されたホテルに宿泊する振りして逃げる計画です。これしかない。

到着したのはとくに危なそうでもないビジネスホテルだったのですが、中にいったん入ってから数分待って外に出ると、運転手まだいる~~~~~!

どこに行くんだ、というのでどんぶり掻きこむしぐさをして夕飯食べに行くんだというと、そうか。と笑って手を振ります。

えええ~~~~信じるんだ~~~~???

そして運転手が見えなくなると同時に猛ダッシュ。いくつか角を曲がって車が通れなさそうな細い道を選んでぐるぐる走って、大きなホテルに飛び込みました。

ここ絶対高い。けどお金払って安心が買えるならもうなんでもいいや、とチェックイン。

ダナン到着 1261

広い。バスタブがある。クローゼットもある。もちろんエアコンも。オートロックだし!朝食もついてるし!

ダナン到着 1268

夜景もほら・・・・・

・・・疲れました。

そのあと夕飯を食べに外へ出て、近所のフォーの屋台に入り注文すると麺は出てきましたが、野菜のお皿が出てきません。ちらちら厨房を伺いますが出てくる気配なし。ほかのお客さんには野菜がついてくるのに。お店のひとは気付いてないのではな、くわざとだな、という態度なので、もういいや、と思い麺だけすすっていると、目の前で車と原付が出会い頭にどかん。

・・・・信号あるんだけど。誰も守ってないし。

騒々しくひとが集まっている中、黙々と麺をすすります。原付のおじさんも起き上がれてるし。気にしないでおこう。

そしてお勘定しようと思ったら法外な値段を言われ、ここで堪忍袋の緒が切れました。

野菜ださなかったじゃねーか!こんな値段払えるか!と怒鳴って、いい値の半分だけ叩きつけてホテルへ帰りました。半分でも高い!

私はフォーに野菜とかハーブをざくざく入れてわしわしっと食べるのが好きなんだよっ!

観光客価格、外国人価格ってのはあっても仕方ないと思うのです。日本だって観光地は物価高いんだし、単に価格が高いからといってなんでもかんでもぼったくり、と決め付けちゃいかんと思っているわけですよ。

でもね。本来お客さんに平等にやるべきサービスをやんないで、手抜きして、あるいは騙してお金とるのはいかんですよ。お国柄とか関係ないですよ。外国人価格が高くったって、ちゃんとしてるお店やゲストハウスはたくさんある。その中で安いとこを見つけてわーいって楽しむのがバックパッカーなわけですよ。お金持ちなら最初から良いホテル泊まりますもん。良いレストラン行きますもん。

と怒り心頭のまま疲れ果てて就寝。

翌日またしてもブチキレることになるとは知らず・・・・。ここにきてべトナムの洗礼を受けている浮空でした。

写真撮る余裕もなくて文章ばっかりでつまんなかったら読み飛ばして下さいませ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベトナム ダラット空港へ

2012年11月8日

午後二時過ぎ。ベトナムエアラインのオフィスに戻ると開いていました。良かった。休みじゃなかったのね。

ということで、ダナン行きの飛行機のチケットを購入。海外の国内線のチケットを買うのははじめてでしたが、行き先を言って、何時?と訊くだけでなんとかなりました。クレジットカードで支払いして完了。

ダラット空港へあいほん

ガイドブックにはエアラインのオフィスから空港まで送迎バスが出ていると書かれていたのですが、訊いても、ない。のひとことで終わり。タクシーよりバスの方が格段に安いので、朝一度行ったバスターミナルまでふたたび歩いて行きました。

がしかし。バスターミナルまで行くと今度は空港行きのバスはない。と言われておしまい。ここで引き下がるとまたタクシーの運転手さんにつかまっちゃうので、そのあたりにいたひとに訊いて回ると、バスターミナル近くのローカルバスの停留所から空港行きのバスが出ているそう。なんだ、あるんじゃん。

ということで停留所に行ったはものの、時刻表も路線図もなんにもなく、何番のバスに乗れば良いのかさっぱりわかりません。近くのレストランで聞き込み開始。ちょうどランチとディナーの間のアイドルタイムだったようで、暇してたおじさんが、バスが来たら俺が教えてやるからここに座っておけ、と椅子を持ってきてくれました。

ミネラルウォーターを飲みながらおじさんと雑談。といっても私の語彙ではといてい会話にならない。。。

遠くにバスが見えてきて突然おじさんが走り出します。え?え?あれ?と慌てて私も走ります。バスが近くまで来るとぴたっととまるおじさん。これじゃなかったわ。・・・・レストランに戻ります。これを3回繰り返した後、ようやくお目当てのバスに乗ることができました。暑い中、何度も走ってくれて、ほんとにありがとうおじさん!

教えてもらったバス停で下車。空港前、のはずがそれらしき建物がありません。ここどこよ。ぜんぜん違う場所に来てたら飛行機間に合わないんじゃ・・・

広場にいたひとたちに再び聞き込み開始。なんでもここは空港の最寄のバス停ではあるけれど、空港まではまだ何キロかあるとのこと。えー。

タクシーやバイタクの運転手さんたちがしきりに乗ってけ乗ってけというのですが、ここまで20分くらい乗ってきたバスが16000ドン(70円)くらいなのに、バイクで数分の距離をその10倍払うのはイヤだあ・・・と半ば意地になってお断りし、お金ないから歩く。と手を振っておわかれ。

ダラット空港へ1230

気温は28度くらい。日陰もない道なのでこれはちょっとつらいなと思いながら歩いていると広場にいたおじいちゃんがバイクで追いかけてきました。お金取らないから乗ってけ。ほんとに?あとでお金とられない?変なとこに連れて行かれない?大丈夫?と思いつつ、おじいちゃんが善意で言ってくれてたら悪いし、なんかあったらバイク飛び降りて逃げればいいか。と乗せていただくことにしました。このあたりのひとはあまりスピード出さないのでどうにかなるだろう。。。

ゆるゆるバイクで走っていると、沿道に立っていたおじさんが私のほうをみて、首をはねるような仕草をしました。え?え?え?どういう意味?走り去りながら振り返ると無表情で首に手刀を当てるポーズでずっとこっちを見ています。

①このバイクおじいちゃんはアブナイひとだと知らせてる?②日本人は死んでしまえ?(歴史的な意味で)③そのバイクは事故るぞという予言?④別に意味はない。

どういうことなんだ?!死んじゃうのか?と心臓をばくばくさせているうちにバイクが止まります。このゲートから先は有料じゃ、あとは歩きんさい。1キロくらいで空港じゃ。とおじいちゃん。

あれ?普通に着いた・・・なにもなかった・・・・。てかあと1キロ歩くんかい・・・。と思いながらバイクを降りて借りていたヘルメットをお返ししようとした時!あご紐が外れてる!これか!これだったのか!!!!!

沿道のおじさんは、メットのあご紐が外れてるから危ないよ~と教えてくれていただけだったようです。ものすごい勘違いというか妄想というかなんというか。・

おじいちゃんにお礼を言ってお別れし、何もない一本道をてくてく1キロ歩きます。

ダラット空港へ 1231

開けた場所なので空港らしき建物はもう見えているのですが・・遠い・・・

ダラット空港へ1234

お天気良すぎです。

ダラット空港へ 1237

そしてようやく到着。

ダラット空港へ1242

きれいな建物です。

ダラット空港へ 1244

国内線入り口。やっと着いたー。フライトまで一時間くらいあるのでなにはともあれアイスコーヒー飲みたい!

ダラット空港へ1255

それにしてもひと気がない。お客さんがほとんどいません。こういう大きな建物ががらーんとしてると人類が滅びたあと自分だけが生き残ってるみたいな気持ちになります。

ダラット空港へ 1247

ベトナム大手のチュングエンコーヒー。

ダラット空港へ1250

空港内でも焙煎豆を売っているところがさすが産地ですね。

ダラット空港へ1248

お値段はなかなかのもの。30000ドン~50000ドン(130円~220円くらい)町のカフェの倍以上しました。

ダラット空港へ1251

おみやげ物売り場には、コピ・ルアック(もどき)も売っています。本物ではなく、コピ・ルアックの風味をつけたもの、らしいです。

ダラット空港へ 1259

で、おやつを購入。巻き寿司味のポテチ。わくわく。

・・・・のり塩味、でした。

 

飛行機は定刻どおりダナンへ向けて出発です。次回、わたくし、ダナンでこの旅最大のブチキレします。

 

ヴィレッジヴァンガード限定オリジナルブレンド

5月のヴィレッジヴァンガードさんでの販売は、「ビレンバン限定オリジナルブレンド」です。

本日より、イオン戸畑店さま、明日よりイオンモール直方店さまの店頭に並んでおります。

先月より、全国のヴィレッジさんで一斉に、HARAJYUKU  KAWAII と題して、きゃりーぱみゅぱみゅコーナーを展開しています。

なんでもきゃりーさんが審査員となって全国のきゃりーコーナーのディスプレイコンテストをするそうです。

イオンモール直方店さんでも新曲「にんじゃりばんばん」が流れていて、覚え易いメロディのせいかこないだから頭のなかでもずっと流れてしまっています、にんにん。

きゃりーぱみゅぱみゅにちなんでというわけでもないのですが、今回のオリジナルブレンドは、全く違う個性を持つ豆同士を組み合わせて、苦味とこくがぱっきり出ている味わいに仕上げました。

きもかわいい珈琲・・・違うか。

冷たい珈琲も美味しい季節になってきましたので、アイスにもおすすめです。

お近くの方はぜひお試し下さい!ここでしか買えない味ですよ~!!にんにん。

 

 

 

5月のメニュー

★タイ チェンライ アラビカ オリエンタルファズ農園   480円/100g

生豆は農園から直接仕入れをしています。直接自然の生態系の中で農薬や殺虫剤を使わずに育てられた森の珈琲です。味わいはマイルドで酸味は少なく、ほんのりとした甘みと柔らかな苦味の余韻がクセになります。通常中煎りでご用意させて頂いておりますが、ご注文に応じて深煎りも承っております。浮空の定番豆です。

★マンデリン トバコ G1    500円/100g

インドネシア スマトラ島の北部で生産されている高品質なトバコ。コクと苦味が特徴です。甘く重い香りがクセになります。浮空では一番深煎りの豆です。ボディが強いので、カフェオレやアイスコーヒーにも向いています。個性的な珈琲がお好きな方におすすめ。深~極深煎り

★オリエンタルブレンド★    500円/100g

アジア地域を生産国とする豆だけで作ったブレンドです。味わいはベーシックで、香ばしさのある珈琲です。

★アイスブレンド★       500円/100g

冷たい珈琲が美味しい季節になってきましたので、5月から夏の間常設メニューに致します。カフェラテ、ソイラテにも合う珈琲です。

《ご注文方法》

珈琲豆のご注文は下記の項目をお書きの上、

info@fukucoffee.com 、もしくは当サイトコンタクトページよりお願い致します。

【豆の種類】

【数量】(100g単位 200gより)

【状態】(ホール(豆のまま) or 挽いたもの)

【その他】

 

《送料と発送》

ご注文量:200g(1個口)   80円 (速達180円)

ご注文量:300g(1個口)  160円  (速達260円)

ご注文量:400g (1個口)   160円  (速達260円)

ご注文量:500g                240円 (速達440円)

ご注文量:600g~800g     320円 (速達520円)

ご注文量:900g~1000g   400円 (速達700円)

1kgまでのご注文は、クロネコヤマトメール便での発送となります。(日時指定なし・お届けまで2~4日・郵便受け投函)

1kg以上のご注文はクロネコヤマト宅急便もしくは、ゆうパックでの発送となります。送料は 地域によって異なります。ご注文確認メールにて詳細をお知らせ致します。

ご注文量:500g以上のご注文は、複数個でのお届けとなります。送料が最もお安くなるよう、200g~400gまでの個口を組み合わせて発送致します。

速達をご希望のお客様は、ご注文時にその旨をお書き添え下さい。

ご注文のほか、お問い合わせやご質問などございましたら、些細なことでもお気軽にお送りください。

ご注文を頂きましたら、24時間以内に確認のメールを差し上げております。万が一、確認メールが届かない場合は、お手数ですが下記メールアドレスへ再度ご連絡下さいますようお願い申し上げます。

norapenful@gmail.com

それではご注文お待ちしております!

ベトナム ダラット3日目

2012年11月8日

ダラット~ダナン1102

ダラット3日目の朝。

ここまでのルートは、タイ・バンコク→カンボジア・シェムリアップ→プノンペン→ベトナム・ホーチミン→ダラット。

※画像はフリーの素材からお借りしました。

この日は移動日。ベトナム中部のホイアンへ行って見ようと思い、北上することに。

ルートはいくつかあって、バスでニャチャンへ出てさらにバスor鉄道で海沿いを北上するか。飛行機でダナンへ飛んでバスでホイアンへ南下するか。

ダラットからダナンへバスというルートもあるようですが、20時間以上のバス旅になりそうなのでひとまず候補から外しました。

事前の下調べでもほとんど情報がないルートでしたので、行き当たりばったりを覚悟してとりあえずニャチャンに向かってみようと思い、早朝にバスターミナルへ。

ダラット~ダナン 1225

数日前に到着した時は夜だったのでまわりの様子はまったくわかりませんでしたが、こうやって見るとけっこう広くてきれいなターミナル。

ダラット3日目 1121

ダラット~ダナン1124

売店で見たことあるようなお菓子発見。左側のふ~せんの実。そのまま日本語。

ダラット3日め 1123

で、こちらがニャチャン行きのバス。ホーチミンから乗って来た時みたいな大型バスではなく、小型のワゴン。出発まで2時間くらいあるとのこと。山越えだし、時間はかなりかかると聞いて躊躇。

とりあえずターミナル内の待合室でコーヒー。最初からグラスにコンデンスミルク入りのコーヒーが入った状態で出てきます。ささっと飲むような場所でも、紙コップのところってなかったな。

ダラットバスターミナル あいほん

激甘のベトナムコーヒーをちびちび飲みながら、ワゴンに乗るかどうか悩んでいると、いつの間にかタクシーの運転手さんたちに包囲されていました。

どこまで行くんだ、時間かかるぞ、タクシーにしろ、安くするぞ、バスは今日中に着かない、タクシーにしろ、時間かかるぞ、とエンドレスにリピート。

にこやかに話しているので怖くはないんですが、値段を聞くと飛行機と変わらないのでタクシーはないな~と思い、なんとかお断りして待合室から退散。

運転手さんたちは商売なので大げさに言っているのはわかるけれど、それでも山道なのは地図で見てもわかるし、到着時間も予想がつかないし、思い切って飛行機にしますか。と決めてチケット予約のためにいったん町に戻ることに。

バスターミナルと町は徒歩30分ほどの距離。町に戻って朝ごはん。

ダラット~ダナン1127

湖沿いの公園内にヨーロッパ風のレストラン発見。いかにも観光地~って感じだけどダラットとこの日でお別れなので、記念に。

ダラット~ダナン 1143

テラス席からは湖が一望できます。トーストとコーヒーのモーニングでひといき。

ダラット~ダナン 1139

お湯をデカンタに入れてもらって薄めながら飲みます。甘すぎるんだもん・・・

興味津々のフチ子さん。

ダラット~ダナン1134

ダラットは新婚旅行で来るひとも多いそう。確かにカップル率高かった。(完全に隠し撮りの構図だな・・・)

ダラット~ダナン1216

そんなこんなで、ベトナムエアラインのオフィスにやってきました。まだ開いてなくて、何時に開くかもわからなくて、小一時間待って諦めて午後に出直すことに。

ダラット~ダナン 1165

中心街からすこしはなれた場所を散策。相変わらず空が広い。

次回は、飛行機のチケット確保して飛行場へ向かうまででひと記事使いそうな予感。ダラットカフェあいほん3 ダラットカフェあいほん2 ダラットカフェあいほん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベトナム ダラット、町の珈琲屋

2012年11月7日

午前中からお昼にかけて郊外のコーヒー農家を見学したあと、ライダーさんとわかれて町を散策しました。

ダラット散策 1069

あちこちに珈琲豆屋さんがあります。お客さんも次々にやってきます。

ダラット散策1074

店の中に焙煎機があり、焙煎したてを売っています。どの豆も深煎りで黒くつやつや光っています。パウダー状にしてアルミのフィルターで抽出したものにコンデンスミルクたっぷりで飲むのがベトナム式。

ダラット散策1071

種類は少ないです。アラビカ、モカ、それ以外、という感じのわけかた。

値段は、100g、12000~20000ドン。日本円で(現在のレート)60円~90円くらい。旅した去年は円高だったので、50円~90円くらいだったと思います。

ダラット散策 あいほん3

100gお土産に買ってみました。

ダラット散策1088

名前に漢字が使ってあるところは、中華系のお店。ダラットはわりと濃い顔立ちのひとが多いです。中華系のひとは薄め。ここらではコリア?チャイナ?と訊かれることが多かったかな。日本人はあまり来ないようです。

ダラット散策 1058

珈琲専門店もあれば、紅茶なども売っているお店、ワインや雑貨も売っているお店、などいろいろ。

ダラット散策1221

街角の地元カフェ。テーブルの上にはベトナムの囲碁?将棋?みたいな盤ゲームが置いてあって、地元のおじさんたちが遊んでいます。

ダラット散策 1061

坂が多く細い路地の多い町なので不意に見晴らしの良い景色が現われたり、行き止まりになって引き返したり。のんびり歩きました。

ダラット散策 1082

おなかが空いたらまずフォー。当たり外れが少ないし、とにかく美味しい。たくさんあるお店から選ぶのに迷います。

ここは、「HIEU」という食堂。どこかの観光バスのガイドさんが休憩中時間に入っていくのを見て、きっと当たりだ、と思い付いて行きました笑

ダラット散策 1087

別皿に野菜やハーブが山盛りについてきます。お好みの量をでちぎって丼に入れて頂きます。いつも全部食べちゃってました。ライムや唐辛子を入れても美味しいです。ここはモヤシ(生)も付いてきてお得でした!タイやベトナムではもやしやインゲンを生で食べるんですよね。ちょっと苦いですが、慣れると気にならなくなります。

スープの味はどこに入っても外れはあまりないのですが、野菜が新鮮でたっぷりしているところと、少なくてしなっとなってるところの違いはあります。なるべく他のひとが食べてるのをチェックしてから入るようにしてました。

あとは、メニューに値段がちゃんと書いてあるところ、地元のお客さんが多いところは安心して食べられます。ここダラットにくるまで、ありえないほどの外国人価格を吹っかけられることはなく(気付いてない場合は多々あったと思うけど)嫌な思いはしてなかったのですが、それでもちゃんと値段の表示されているお店のほうがより安心できます。(この次に行ったダナンでひどいめにあったので、あとから考えると内陸の町はみなさん親切だったなーと思います。)

ダラット散策1095

ここが2泊したゲストハウス(ニャーギー)「Thonh Hung」さん。部屋は3階でwifiは入りにくかったですが、きれいな宿でした。

散策の帰りに町のケーキ屋さんでお菓子を買って宿の娘さんに差し入れしたら、次の朝こんなすてきなお返しを頂きました。

ダラット散策 1136

折り鶴!!!なんでも日本人のお客さんに習ったのだそうです。

ダラット散策 あいほん1

 

ケーキ屋さん。けっこうカラフルです。

 

ダラット散策 あいほん2

デコレーションケーキ。いいのか?これ。食べたらこんなふーになっちゃうよ、とか誰も突っ込まないんでしょうか・・・?笑

ダラット散策 1099

市場で買ったブドウ。やり手のばばあ(敬意をこめて)にありえない価格を吹っかけられました。いやなら買わなきゃいいでしょとお客さんを鼻で笑うばばあ。周りの売り子も一緒になって笑ってました。ボスみたいなひとだったんでしょうか。ちょっと凹みました。半値で手を打ちましたがそれでも高すぎだっ!!買わなきゃ良かった、とあとでちょっと後悔。

翌日はダラットからダナンに国内線で飛びました。チケット確保から空港に行くまでいろいろ大変でした。次回はそのあたりを。

アジア旅ブログも長くなってきましたが、まだまだ先は長いです。どうかよろしくお付き合い下さいませ。コメントなど頂けると嬉しいです。笑。

 

 

 

 

 

 

 

 

焙煎記録 ブレンド「遊糸」2012.4.11

 

今回は6種類の豆を使った複雑な味わいのブレンドです。

主軸はジャワロブスタというインドネシアの豆ですが、この豆は丸っこくてかわいらしい見た目に反してかなりボディの強い苦味を持っています。

この豆を使う時はその個性を活かしつつ、中和しながらまろやかさを引き出すために複数の豆を組み合わせていきます。

ロブスタ種の豆は缶やインスタントの原料になるほか、アイス用の香り上げのためや、酸味消しに使われることが多いのですが、インドネシアの国営農場(PTP)で生産されいるこの豆はグレードが高く、精製過程でしっかり水洗され雑味が少ないのでシングルでも美味しく飲めますし、ブレンドのメインに使ってもアラビカ種に負けない風味を持っています。

ブレンド 遊糸2013.4.11 069

ジャワロブスタの生豆。ウォッシュド(水洗精製)なので表面に薄皮がほとんどなく、つるっとしています。

ブレンド 遊糸2013.4.11 085

焼き上がりがこちら。苦味をしっかり引き出していたほうが、ブレンドの機軸を作りやすいので、つやが出るまでしっかり焼きます。

次に、甘味を加味するためにマンデリンを使います。

ブレンド 遊糸 2013.4.11 040

浮空で使っているマンデリントバコG1は、インドネシアから横浜港に運ばれ、その後青森に出荷され、福岡にやってきます。ちょっと遠回りしてますね笑

ブレンド 遊糸2013.4.11 047

同じインドネシアの豆でも、マンデリンは粒が大きく色は翡翠色で面長。

ブレンド 遊糸2013.4.11 051

こちらもしっかり深煎りにしますが、ブレンドではアクセントとして使うので量は少なめです。

次に、キリマンジャロとホンジュラスをプリミックス(焙煎前に混ぜる)して軽めに焼きます。

ブレンド 遊糸2013.4.11 088

右がホンジュラス、左がキリマンジャロ。粒の大きさ、水分の含有量が近いので一緒に焼くことが可能です。

ブレンド 遊糸2013.4.11 093

この2種類はすっきり感を出すために使います。ロブスタのザラつきを中和してくれます。

次に、香りをよりよくするためにタンザニアのモカを少量加えます。

ブレンド 遊糸2013.4.11 096

粒が小さめでおコメを大きくしたような、両端がすこし尖ったよう形。

ブレンド 遊糸2013.4.11 108

浅めに焼いて、香りをしっかり引き出します。酸味も出ますが、ブレンドするとあまり感じなくなります。

途中途中で試飲しながら配合を決めていきます。混ぜたあとからでは分けようがないので(笑)10gくらいづつブレンドを作って、テイスティングを繰り返します。

ブレンド 遊糸2013.4.11 110

 

こちらが最終的に混ぜ合わせたものです。

名付けて「遊糸」(ゆうし)。陽炎という意味です。春の驟雨が地面を潤し、土の匂いの中にゆらりと立ち上る陽炎のようなイメージ。

土の香りのような力強い苦味の中から立ちのぼる陽炎のような甘味を感じて頂けたらなと。ちょっとこじつけ・・・ですけどお許しを。笑。

※こちらのブレンドは定期便のお客さま用の商品となります。申し訳ございませんが、ご注文は承っておりません。